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2018年06月17日

【大卒公務員】国家一般職試験いかがでしたか? 2次選考と官庁訪問について

こんばんは、東京アカデミー町田校の公務員担当です。
今日は国家一般職の1次試験日でしたね!国家一般職は、試験科目が多いうえに問題の文章量も長いものが多く、対策するのは大変だったと思います。受験された皆さん、本当にお疲れ様でした!
国家一般職について、東京アカデミーの解答速報はありませんが、しっかりと復習をして今後の試験に活かしましょう。

さて、以前のブログでもお伝えしましたが、国家一般職は筆記が終わったからといって気を抜くことはできません。2次試験である「人事院面接(7/18〜8/3)」の対策と並行して、説明会に予約・参加など、忙しい時期が待っています。また、最終合格者発表日(8/21)とともに「官庁訪問」で自分の希望する官公庁から内定をもらうために対策をしなければいけません。

今日は、「人事院面接」「官庁訪問」について、東京アカデミー修了生の体験記から一部抜粋してご紹介していきます。

■人事院面接
面接官:3人/時間:10〜25分/面接カード(事前記入)
【受験生の感想】
・面接カードからまんべんなく聞かれるため、カードの内容は必ず覚えておいた方が良い
・志望度が低い官庁でも、志望理由は一貫性を持たせることを重視した。説明会等にしっかりと参加していれば問題なく答えられると思う。
・面接官はやわらかい印象で、優しく和やかだった。緊張をほぐそうとしてくれた。

《面接カードに関する質問例》
@最終学歴/職歴/専攻分野
・専攻分野について何故それを専攻したのか
・ゼミ/卒業論文について など

A志望動機・受験動機/志望官庁等
・なぜ地方公務員でなく、国家公務員なのか
・希望官庁はどこか。希望官庁でやりたい仕事は何か など

Bこれまでに取り組んだ活動や体験
・部活動/アルバイト/社会的活動で苦労したこと、得たことなど

C趣味/特技など
・趣味/特技について詳しく述べよ
・趣味を始めたきっかけは何か
・趣味や特技を仕事にどう活かせるか

D自己PR
・自己PRをどう活かすか
・長所についてのエピソードを述べよ
・短所について
・周りからどのような人だと言われるか

以上の内容から、人事院面接では「国家公務員としての素質・志望度」が中心に見られることがわかります。圧迫面接のような厳しい雰囲気ではないようですので、しっかりと自分の言葉でアピールして、面接官と会話をすることを心がけましょう。

続いて、官庁訪問についてです。
官庁訪問は、各官庁によって日時や実施内容・流れが異なります。また、1日だけ訪問すれば良いのではなく、内定を得るために連日にわたって訪問をしなければいけないところも多くあります。
昨年、東京アカデミーの修了生で内定した方の体験記をご紹介します。

【経済産業省】
8/24 計4回の面接。事前予約制、職場見学あり。
10:00 集合・待機(2時間)
■1回目面接:個別面談(20分):志望動機・力をいれたことについて
→合格者は別の部屋に通される。そして待機(2時間)
■2回目面接:個別面接(20分):志望動機・力を入れたこと・希望部署以外に配属になった場合どうするか
→待機(2時間)
■3回目面接:個別面接(20分):志望動機・力をいれたこと・自己PR・政策について
→待機(10分)
■4回目面接:個別面接:志望動機・力を入れたこと
23:00 終了、翌日も呼ばれる。

8/25 9:00集合
■先輩職員と1対1の個別面談(30分程度):職務のこと・これまでの経歴などの質問
■職場訪問
※個別面談と職場訪問は複数回行うことができた。
21:00終了 翌日も呼ばれる。

8/26 計3回の面接 10:00集合
■1回目面接:個別面接:意向確認、志望動機など
■2回目面接:グループディスカッション
■3回目面接:個別面接:意向確認、その場で内々定


【法務省 東京法務局】
8/28 事前予約制・職場見学あり。
12:00〜14:40 
■訪問カード記入
■集団討論:受験者3人(30分)
■個別面接(20分)※集団討論と同じ担当者
:志望動機、他に受けた官庁はどこか、自分の性格について、ワークライフバランスについてどう思うか、苦手な人についての対処法を3つ、内定が出なかった場合どうするか、等
8/29 午前中に内々定の電話あり。


以上、本省と地方局と2種類ご紹介しました。本省の方が、時間の拘束時間も長く、数日かけて何度も面接を繰り返して評価していくことが多いようです。
官庁からすると、優秀な人材は他に渡したくないはずなので、このような流れをとっていると思われます。
官庁訪問にあたっては、@スケジューリング能力 A体力 B忍耐力が求められます!
初日には第1志望に訪問することが望ましいですが、他の官庁にも訪問したい場合は、予約制なのか、いつから参加できるのかを確認しましょう。
そして、上記の体験記でもわかるように、当日は待機時間がとても長かったり、連日朝から夜まで面接を受け続けたりすることになります。
体調をしっかり整えて、「絶対に受かりたい!」という強い気持ちを持って臨みましょう

東京アカデミーでは、外部の方向けに面接対策講座を実施しています!面接が不安な方、苦手意識がある方、今まで準備したことを本番前に確認したい方など、ぜひご利用ください
詳細はコチラからご確認ください
※1次合格者対象です。予めご了承ください。
posted by 東京アカデミー町田校 at 18:00| 公務員(大卒程度) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【管理栄養士国家試験】合格者の声をご紹介!

みなさんこんにちは。
本日は、東京アカデミーで勉強し、見事管理栄養士国家試験に合格した方の声をお届けします。

坂田 智美さん
私は今回、初めての国家試験の挑戦でした。
学校を卒業してから10年以上経っており、さらに子育て中という私。周囲に同じような条件で合格している人は少なく、独学では難しいと思い、東京アカデミーに通学することにしました。
先生の授業はとても丁寧で、基礎からみっちり教えて頂きました。また、試験対策がしっかりしていて、出題されやすいところを中心に何度も繰り返し教えてもらったので、授業はもちろん、自主学習でも、ムダなく勉強が出来たと思います。
何かに一生懸命になるということは、大人になってからなかなかできずにいましたが、目標を持ち挑戦し、達成することが出来て本当に良かったです。

徹底的に試験を分析している東京アカデミーだからこそ、国家試験に「出やすい事柄」がわかります。坂田さんはそれを信じ、授業で何度も言われたことをしっかりと復習して、見事合格を勝ち取りました


東 佳子さん
私は学校を卒業してから20年以上経っていました。授業が理解できるのか不安でしたが、教科書2冊がよくまとまっており、とても分かりやすかったです。また、東京アカデミーで配られた過去問題集(3年分)は3回解きました。5択のうち、正解の選択肢だけではなく、残りの間違っている選択肢がどう間違っているのか、理解しながら解いていくことがとても大事だと思います。過去問を解きながら、教科書を何度も見返して、必要な箇所は声に出し、書きながら覚えていきました。
1月に行われた東京アカデミーの模擬試験では良い結果が出ませんでしたが、講師の先生が「大丈夫まだ間に合う」という言葉をかけてくれたので、焦らず取り組むことが出来ました。これから受験される皆さん、先生を信じて、自分を信じて、頑張ってください。

東京アカデミーのテキスト、オープンセサミを愛用して下さった東さん。
管理栄養士国家試験の範囲は膨大ですが、東京アカデミーのテキストはとてもコンパクトにまとめられており、たったの2冊!教科書を何度も見返し、見事合格を勝ち取りました


いかがでしたでしょうか
東京アカデミーでは一部校舎で、管理栄養士国家試験の試験対策講座を行っています。情報をお知りになりたい方、効率良く試験対策を行いたい方は、ぜひ下記サイトをご覧ください

管理栄養士国家試験対策講座
http://www.tokyo-ac.jp/qualification/nutrition.html

皆さんの国家試験合格を、東京アカデミーが応援します!
posted by 東京アカデミー町田校 at 09:00| 管理栄養士国家試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月14日

【大卒程度公務員】いよいよA日程試験!

皆さん、こんにちは。東京アカデミー町田校 公務員担当です。
もうすぐA日程(6/24)の共通試験日ですね。関東も梅雨にはいりましたが、試験まで
体調管理をして臨みましょう。
神奈川県内は、日本で唯一政令市が3つ(横浜市・川崎市・相模原市)あり、試験日程も重複しています。
その他、県内では厚木市、綾瀬市、海老名市、鎌倉市、大和市、横須賀市など、ほとんどが同一日程での実施となります。(行政事務区分)
この時期は今年の出願者数などが、掲載されてきますので、受験前にホームページなどで確認してみましょう。
また、試験日程は重複していますが、試験形態は様々で、職種によって異なります。
特に横浜市は試験要項にある【一般教養】のうち、
教養試験=60問(No.1〜40までは他職種と共通問題で41〜60が事務のみ)、
さらに事務区分には実際は毎年5〜7問程度、専門科目内容(「憲法」・「行政法」・「国際関係」など)が含まれています
時間配分に注意して問題に取り組みましょう。

また、事務区分には二次選考時に「専門時事論文」(法律・政治・経済・経営・社会・教育)が課せられ、時事的な話題についての論述対策も必要となります。
東京アカデミーでは、「地方公務員に強い!」という特色を活かし、こうした「専門時事論文」に特化した対策専門時事論文対策講座を横浜校で実施しています。
⇒お申込はコチラ

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◆東京アカデミーでは面接対策の講座を2種類実施しています(2018年受験用)。
●「面接講座」東京校(新宿)・池袋校・立川校・横浜校・町田校・大宮校・津田沼校にて
実施

<第1ターム>2018年5月1日〜8月末
<第2ターム>2018年9月1日〜12月末
※1次試験合格者限定
※各ターム先着15名(1名につき最大3回)
東京アカデミーが長年に渡り培ってきた面接試験対策のノウハウをもとに、受験先に応じた模擬面接指導を実施いたします。「面接試験が苦手で・・・」という方や「面接試験に向けて準備してきたことを最終確認したい」という方は、最後の追い込みにぜひご活用ください。
→詳しくはこちら


●「面接特化コース」東京校(新宿)にて実施
・7月7日(土)10:00〜17:00
・7月8日(日)10:00〜14:50 
面接対策を2日間で総合的に行います。「面接概略・マナー・自己分析」「想定質問攻略・面接カードの書き方」「自治体&職種研究」「集団面接実践」「集団討論実践」「模擬面接」(個別実施3回)
個別面接だけでなく、集団面接や討論まで対策をしたい方、志望動機の基本モデルなど準備の仕方から学びたい方にオススメです。
→詳しくはこちら

面接試験は配点比率も高いため、出願時に提出した書面にしっかり目を通し、対策をして臨みましょう。
posted by 東京アカデミー町田校 at 09:00| 事務局から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月10日

【大卒程度公務員】国家専門職試験は面接が本番!


皆さん、おはようございます。東京アカデミー公務員担当です。
本日は国家専門職(国税専門官・財務専門官・労働基準監督官など)の1次試験日です。
スタッフ一同、ご健闘をお祈り申し上げます。


昨年実施された一次合格から二次合格者までの推移をみていくと、
国税専門官では【一次合格者数】5,962名【最終合格者数】3,341名、
労働基準監督官(A)では【一次合格者数】841名【最終合格者数】349名、
上記のように一次合格しても二次選考試験で半数程度が落とされる結果となっています。
本日の試験から約1ヵ月後の一次試験の結果までに、しっかりと面接に向け対策を行いましょう。


国家専門職は第一志望の受験者のみならず、地方公務員志望者も併願先として例年多数受験しています。
そこで大事になるのが仕事内容に関する理解度です。
「国税専門官は何をする仕事か知っているか。」「○○は何をするのか述べよ。」など直接聞かれることはもちろん、志望動機についても業務に関する理解がないと効果的にアピールできません。
例えば国税専門官の志望動機として「税のスペシャリストという高い専門性に魅力を感じ、仕事を通じて自分自身が成長できると考えて志望しました」という回答では仕事内容に関する理解が感じられません。
「業務を知ったきっかけ」「国税ならではの魅力」「取り組みたい仕事」など、仕事内容を意識して回答するようにしましょう。


職種の特性に関する質問にも注意が必要です。
例えば国税専門官は、経営者との対応などストレスを受けやすい場面が想定される為「事業者から暴言を吐かれることもあるが、どのように対処するか。」などの質問もよくされています。
その際はただ「大丈夫です。」と回答するのではなく、これまでのクレーム対応の経験など根拠となる事例を挙げ、ストレス耐性があることをアピールすることが大事です。


志望職種に関する時事トピックには常にアンテナを張っておきましょう。
労働基準監督官については「働き方改革関連法案」とそれに伴う「高度プロフェッショナル制度」などが大きく報道されています。理解しておくと共に自分の考えを整理しておきましょう。
また、1次試験合格者の中には、近くにある労働基準監督署を実際に見学し、現役の職員から話を聞き、考えを深めるといった活動をする受験生が多くいます。職種研究を面接にぜひ活用してみてください。



◆東京アカデミーでは面接対策の講座を2種類実施しています(2018年受験用)。
●「面接講座」東京校(新宿)・池袋校・立川校・横浜校・町田校・大宮校・津田沼校にて実施
<第1ターム>2018年5月1日〜8月末
<第2ターム>2018年9月1日〜12月末
※1次試験合格者限定
※各ターム先着15名(1名につき最大3回)
東京アカデミーが長年に渡り培ってきた面接試験対策のノウハウをもとに、受験先に応じた模擬面接指導を実施いたします。「面接試験が苦手で・・・」という方や「面接試験に向けて準備してきたことを最終確認したい」という方は、最後の追い込みにぜひご活用ください。
→詳しくはこちら


●「面接特化コース」東京校(新宿)にて実施
・7月7日(土)10:00〜17:00
・7月8日(日)10:00〜14:50 
面接対策を2日間で総合的に行います。「面接概略・マナー・自己分析」「想定質問攻略・面接カードの書き方」「自治体&職種研究」「集団面接実践」「集団討論実践」「模擬面接」(個別実施3回)
個別面接だけでなく、集団面接や討論まで対策をしたい方、志望動機の基本モデルなど準備の仕方から学びたい方にオススメです。
→詳しくはこちら


◆東京アカデミー通学講座
●「2018年受験 9月試験対策講座」6月生:6月25日(月)開講
今年の9月に実施される市町村試験または警察官2回目、東京消防庁T類2回目試験に向けた講座です。
→詳しくはこちら


●「2019年受験対策講座」6月生:6月24日(日)または25日(月)開講
来年実施される国家一般職、国家専門職、府県・政令指定都市・市町村、消防官など幅広い試験に向けた講座です。
→詳しくはこちら
posted by 東京アカデミー町田校 at 11:11| 公務員(大卒程度) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月07日

国家一般職(公務員)試験情報について


こんにちは。東京アカデミー町田校の上條です。

6月は国税専門官・財務専門官・労働基準監督官などの国家専門職、さらに国家一般職の試験…と、国家公務員志望の方にとっては勝負の季節であると同時に、B日程市役所の出願も迫っていて、非常に忙しい時期ですね。

これだけ忙しいとついつい先のことを忘れがちです。国家一般職の官庁訪問の話なんて、今はどうでもいいように思われる方もいるでしょう。しかし実際には、筆記試験直後から官庁訪問に向けて動かないと間に合わなくなってしまいます。

ということで、少し気は早いですが国家一般職試験で一番の難関となる「官庁訪問」について考えます。




・数字からわかる男女差
さて、「採用数」まで判明している最新の国家一般職のデータは、今年受験する皆さんの2つ上の先輩、H29.4.1採用=2016年6月の受験者までです。一緒に見てみましょう。
※このデータが出たのは昨年7月のことですから、2017年6月受験→2018年4月採用となった方の分も、恐らく今年の7月に公表されるでしょう。皆さんの受験に間に合うデータは、どうしても2年前のものになってしまいます。

 合計男性女性
A.受験者数30043人
19006人
(63.2%)

11037人
(36.7%)
B.一次合格者数7980人
5226人
(65.5%)

2754人
(34.5%)
C.最終合格者数5419人
3293人
(60.7%)

2126人
(39.2%)
D.採用者数1772人
1010人
(57.0%)

762人
(43.0%)
A/B3.76倍
3.63倍

4.00倍
B/C1.47倍
1.59倍

1.30倍
C/D3.06倍
3.26倍
2.79倍

国家一般職の行政区分では、2016年の試験で2460人の採用を予定していましたが、最終合格者数は5419人(うち女性が2126人、39.2%)となっています。
希望官庁のミスマッチや「第一志望は地方公務員だった」というケースがあるため、採用予定者数より最終合格者数が2倍以上あるというのは、不思議なことではありません。そしてこの中で実際に採用されたのは、1772人(うち女性は762人、43%)に留まっています。

ここでまず気になるのは女性の少なさですが、元々女性が受験者全体に占める36.7%しかいないのに対して、女性の最終合格者は全体の39.2%となっており、さらに採用者数では43.0%となっています。
つまり(こう言い切ってしまうと受験者の皆さんは困惑するかもしれませんが)国家公務員試験については、若干女性が有利な状況にあるということが言えます。
もちろん、男性が合格できないとか、女性だというだけで合格できるというわけではありませんが、そういう傾向はあるわけです。これは基本的に採用側の方針に起因することではありますが、そればかりではなく、「女性の方がアピール上手」ということも、背景にあると思われます。男性諸君は、影に日向に努力している女性たちに負けないよう頑張らなくてはなりません。

・内々定を辞退する受験者が多い?
次に気になるのは、採用予定者数に対する実採用者数の不足です。2460人の採用予定に対して実採用者数が1772人ということは、定員の72.0%しか採用されていないことになります。当然人事担当は定員充足を目指して採用面談を行っているはずですが、辞退者が多く生じる結果、こうなるものと思われます。
※さらに言えば、官庁訪問は国家一般職試験に合格した人が3年間掲載される「採用候補者名簿」から行われることになっているため、前年・前々年の最終合格者で採用に至らなかった人も競争に加わってきます。「採用候補者名簿」の名簿記載者数は、例年その年の最終合格者+2000人くらいが相場のようですので、約7400人が官庁訪問に臨んだ中から、1772人(23.9%)、つまり4人に1人以下の人だけが選ばれた…と考えることもできます。「考えることもできます」と言葉尻が濁ってしまうのは、「採用候補者名簿」の記載者数が2015年版までしか公表されていないのと、実際には受験していない人が多く含まれてしまうためです。実際には、最終合格者ベースの計算(約3人に1人が採用)の方が実態に近いと思われます。

こういった結果となる原因は、官庁訪問の難しさ以外にもいくつか(一部の地方公務員の方が先に内々定が出てしまうなど)考えられますが、原因を特定するのは難しいので今回は触れません。問題は、実際に個々の採用面談で内々定に至る道がどれだけ険しいのか、ですね。
先ほど見たとおり、実採用者数は採用予定者数を割り込んでいます。「官庁側はもっと人をほしいと思っているのに、辞退者続出で採用予定者数を割り込んだ」ということが想像できるため、官庁訪問の倍率は非常に低いのではという推測もできます。「やった!もしかして楽勝?」果たしてそうでしょうか。

・それでも難しい官庁訪問
数学的には、官庁訪問で内々定に至る率というのは、官庁訪問から内々定に至った人数(仮にSとします)÷官庁訪問に参加したのべ人数(仮にAとします)ということで導くことができます。S・Aの両方とも、公式な数値は最後まで発表されませんので、推測を試みてみましょう。

このとき、S=実採用者数÷(1−内々定辞退率)です。2016年の試験による実採用者数は1772人です。また、内々定辞退率は、非常に高いということで先日ニュースにもなった北海道庁が6割ということでしたから、ここでは1/3〜1/2くらいであると仮定しましょう。
Aは受験者数a×平均的な併願する官庁の数nです。受験者数aについては、概ねその年の合格者数と一致するでしょうから、2016年は5419人となります。一方、平均的な併願する官庁の数nを推測するのは中々難しいです。ストレートで合格する人は1箇所しか訪問できませんが、本省庁+出先機関という形で併願したり、官庁訪問の途中で残念な結果となってしまった方は、複数箇所を受けることになっていくでしょう。仮に2箇所だとしておきます。
すると、S÷Aの推計値は32.7〜24.5%、だいたい1/3〜1/4の確率ということになります。
もちろん、計算の過程で明らかにしているように、この推計値には仮定の要素が多く含まれていますので、正確な数字ではありません。また当然ですがこの数値は総計ですので、受験先ごとに数字は変わってきます。この記事自体、「官庁訪問の通過率は○%だ!」と言いたくて掲載しているわけではありません。
しかしいずれにしても、7割が通過できる(=1.4倍)人事院面接よりは遥かに難しい、ということです。
受験生は、必ずこのことを覚悟して官庁訪問に臨みましょう。

「今年受験するけど、官庁訪問の面接が不安だな…」という方、ぜひ東京アカデミーの面接対策講座をご検討ください。
※専門性の高い官庁については、政策的な知識が求められる質問の対策ができず、人物評価の対策のみとなる場合があります。詳しくは実施希望校舎にお問い合わせください。

「来年受験するので、しっかり準備したい!」という方には、東京アカデミーの通学講座国家一般・地方上級コースがおすすめです。

・真剣に考えているなら、一次試験の直後から動かねばならない

以上のように官庁訪問は中々の難関です。しかも官庁どうしで人材を奪い合う形になるため、評価基準として「本気度」=「単なる併願ではないか、他の合格先に就職してしまわないか」が他の試験以上に重要視され、説明会の参加状況などを通じてそれが計られます(「コンピテンシー型」も国家公務員試験から出た動きですので、自己PRなども大事ではありますが…)。そしてその説明会は、中央官庁の場合、一次試験直後に実施ということも少なくありません。説明会の参加予約が一次試験前に締め切られているケースも考えられます。
本省庁のうち、6月中に説明会を実施する官庁について以下に列挙しますので、「内々定を勝ち取りたい!」という方は申し込むようにしてください。
※6/5までに公表されている分になります。また今回紹介しているのは本省庁のみで出先機関は除きます。説明会はひっそり告知されて気づいたら終わっているということも少なくないため、希望する官庁についてはご自分でも週1程度のペースで必ずチェックしてください。

・人事院
http://www.jinji.go.jp/jinjika/jinjika.html

・公正取引委員会
http://www.jftc.go.jp/soshiki/recruit/index.html

・警察庁
http://www.npa.go.jp/about/recruitment/index.html

・金融庁
https://www.fsa.go.jp/common/recruit/student/event.html

・文部科学省
http://www.mext.go.jp/b_menu/saiyou/ippanjimu/detail/1321566.htm

・特許庁
http://www.jpo.go.jp/shoukai/saiyou/saiyo3.htm#anchor01

・環境省
https://job.axol.jp/bw/s/env_19/mypage/schedule/1

・原子力規制委員会
http://www.nsr.go.jp/nra/employ/gyoumu_setsumei.html

・防衛省
http://www.mod.go.jp/j/saiyou/ippan_senmon/setsumei/ij_ig_se/index.html#june


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